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2008年4月24日 (木)

秒速5センチメートルを観て

 あえて映画に入れよう。

 これが上映さえていた頃は,病院の中だったので,前回の初音ミクがらみで検索していて,偶然「ニコ堂」で観る事になった。

 絶句    である。 そして 昨日の「初音ミク」の 夕日坂 や ハジメテノオト 同様,50男が滂沱の涙である。とても子供の前では観られない。

 人生って,何度か着替えをし,ボタンをかけかえることがあるのではないかと思う。それは,入学式や卒業式,進学就職,そして恋愛etc。

 中には,その都度きちんと着替えをし,正しくボタンをかけられる幸福な人もいる。先日「子供が生まれたから」と連絡があり,お祝いを持っていった教え子のYさんなど,よくも神はこの子にこれだけの幸運をもたらされた(当然本人の努力もあってだが)とうらやましくも思う人生を過ごす人もいる。

 翻って自分は・・・こと恋愛に関しては,ボタンのかけそこないばかりだったように思う。

 中学時代 同じバスケ部の子に好意を持った。まったく相手にされなかった。

 大学1年 僕に好意を持ってくれた同級生がいた。でも僕は幼稚すぎた。

 大学3年 僕に好意を持ってくれた他大学生がいた,でも僕は臆病すぎた。

 大学院1年 今度は勇気を出して,大学1年次の同級生に告白しようと思った。でもそのとき彼女は,別の人と結婚の契りを交わした後だった。

 教員になった。ほぼ12年。学校と自宅との往復で明け暮れた。

 教員になって13年目。見合いをして子供ができた。

 教員の生活もあと10年。今は息子と二人でシングルファーザーをしている。

 今,僕は小学4年生の息子に,「チャンスの前髪をつかめ。後ろ髪ははげてるぞ。」という格言をくどいぐらい言い聞かせている。

 かけちがったボタンはかけなおすことが出来る,でもかけようとしなかったボタンは永久にかけることはできないのだ。

今回の涙目度・・・☆☆☆☆☆☆☆

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